[HGUC νガンダム]ウェザリング+部分塗装でガンプラに手軽にかっこいい質感表現!
HGUC RX93νガンダムを成型色を活かしつつ、部分塗装とウェザリングで仕上げました。
このキット、兵装以外に合わせ目が発生しないなど、そのクオリティーには驚くべきものがあります。
MGやRGのνガンダムに比べると、ディティールについてはマイルドですが、むしろそれが劇中のνガンダムに最も近い見た目となっていると思います。
黄色の部分の色が何箇所か再現できていませんが、そこを部分塗装で補ってスミ入れをおこなえば、それだけで十分格好良い仕上がりになりますよ。
また、複雑そうな見た目に反して非常に作りやすい構造で関節強度も高く、背中にフィンファンネルを装着した状態でもしっかりとポーズが付けられます。
まだまだ購入が難しいガンプラが多い中で、このHGνガンダムは比較的安定して購入できるので、初めてのガンプラとしても非常におすすめできるキットです。
こちらは2008年3月の発売、定価2,750円(税込)の製品となります。
ウェザリング前
HGUC νガンダムの改修箇所
合わせ目消し
HGUC νガンダムで、私が合わせ目処理をおこなった箇所は以下のとおりです。
- ビームライフル
- ニュー・ハイパー・バズーカ
ご覧の通り兵装以外、本体に合わせ目はありません。
HGUC νガンダムの部分塗装
フィンファンネル・腕部・腰サイドアーマー・脚部
本来黄色の部分が色分けされていないためガンダムマーカーのイエローで塗りました。
この部分は今回の部分塗装で最優先箇所だと思います。
ただし、そのままだと成形色の黄色と色身が違うので、リアルタッチマーカーのオレンジを上から塗り、キムワイプで拭き取ります。その状態からウェザリングカラーのホワイトダストを塗り、再度キムワイプで拭き取り成形色の色身に近づけていきました。
とは言え、完全に同色にはできないので程々で見切りをつけました。
左側(ガンダムマーカのイエローのみ)
中央(更にリアルタッチマーカーのオレンジを塗った状態)
右側(最後にウェザリングカラーのホワイトダストを塗った状態)
バックパック・ふくらはぎ・足裏のバーニア
ガンダムマーカーEXのメッキシルバーで塗り、艶消しクリア後にリアルタッチマーカーのブルー・レッド・イエローでバーニア焼けを表現しました。
足裏の一部にガンダムマーカEXのヘビーガンメタリックを塗りました。
HGUC νガンダムのウェザリング
初心者にもおすすめ!ウェザリングで成形色のガンプラをかっこよく質感アップ
- ウェザリング
- ガンプラ
- 作業工程
HGUC νガンダムのフィルタリング
フィルタリングを行う前に、ウェザリングカラーの乗りを良くするため、まずは全パーツにつや消しクリアを吹いておきます。
ウェザリングカラーの拭き取りや使用後の筆の洗浄には専用の薄め液を使用します。
第一段階
今回はブルーグレー基調にしてみたかったので、最初にブルーのフィルタリングをおこないました。塗った瞬間は色の濃さにビビりますが、キムワイプで拭き取るといい感じになじみます。
後、シールの端がよれてそこに塗料が溜まってしまいましたが、チッピングで誤魔化すことにします。
第二段階
ドライブラシ
アクリルガッシュのターナージャパネクスカラー黒銀でドライブラシを施しました。普通の銀色より落ち着いた色味の銀色なので、比較的時間が経過したダメージ表現になります。
チッピング
クレオスの水性ホビーカラー焼鉄色でおこないました。
最初はエッジ部分を中心におこない、自分のイメージしているダメージ量に合わせて面に対しても施します。
スミ入れ
基本的にはウェザリングカラーのマルチブラックでおこないますが、黄色パーツ部分には色見本的により馴染む、シェイドブラウンを使用しました。
ウェザリングマスターによるHGUC νガンダムの仕上げ
主にボディーのエッジを強調するイメージでタミヤウェザリングマスターDセットのオイルを塗り、これまでつけてきた汚れや立体感を補強しています。
オイル一色では少し単調の気がしたので、Bセットのススもところどころに使用しました。
最後はつや消しクリアを吹いて完成です。
アムロが操縦しているとは言え、シャアとアクシズ近辺で戦闘していればデブリなどで相当傷が付くだろうとイメージして製作しました。
【HGUC νガンダム】ウェザリングと部分塗装による成形色仕上げの完成画像
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