【HGUCガンダムMk-II】成型色を活かして部分塗装とウェザリングでリアルな質感を再現!
HGUCガンダムMk-IIを成型色を活かしつつ、部分塗装とウェザリングで仕上げました。
2015年11月28日発売1,650円(税込)のガンプラになります。
これまで製作した百式、ギャン、グフのリバイブ版に共通して言えるのですが、優秀な可動域で様々なポージングが楽しめます。
また本体部分の合わせ目も少なく、スムーズに組み立てることができました。
やっぱり百式とのツーショットはいいですね。早くZガンダムも製作してエウーゴ三尊にしたいです。
HGガンダムMk2と関連するMS製作記録
HGガンダムMk2の改修箇所
合わせ目消し
HGガンダムMk2で、私が今回処理した箇所は以下のとおりです。
- 頭部側面
- バックパックの両サイド
- ビームライフルとハイパーバズーカ2
ちなみにバックパックですが、ビームサーベルのマウント部分についてはモーダル扱いとしてそのまま残しました。
安全フラッグ削除
頭部のブレードアンテナについている安全フラッグを削除しました。
フロントスカートの分離
フロントスカートは左右が結合している関係で、どちらかの足を動かすと左右ともに動いてしまいます。それだとポージング時にイマイチな感じがするので、中央部でカットし、個別に動くようにしました。
HGガンダムMk2の部分塗装
ツインアイ
ツインアイは付属のシールを貼るか、グリーンのクリアパーツを活かすか、どちらかを選択します。
私はクリアパーツを活かす方を選択したので、ツインアイ周りをガンダムマーカーのブラックで塗りました。
その黒で塗った部分には、乾燥後にガンダムマーカーのつや消しクリアを事前に塗っておきます。
なぜなら、その後のスプレー缶でつや消しを吹く際に、目全体をマスキングして、目のクリアパーツにつや消しが掛からないようにするためです。
バックパックと各部位のダクト
バックパックのバーニアには、ガンダムマーカーEXメッキシルバーを塗り、乾燥後は外側はリアルタッチマーカーのグレー3、内側はリアルタッチマーカーのレッドを塗っています。
また、ケーブルにはガンダムマーカーEXシャインシルバーを塗りました。
各部位についているダクトの部分塗装については、両肩と両足、そしてバックパックのビームサーベルマウント裏のダクトに対し、ガンダムマーカーEXヘビーガンメタリックを塗っています。
脚部
足首前面のシリンダーはガンダムマーカーEXメッキシルバーを、膝裏のケーブルにはバックパック同様、ガンダムマーカーEXシャインシルバーを塗っています。
また、つま先の一部にガンダムマーカーEXヘビーガンメタリックを塗りました。
足裏には肉抜き穴がありますが、成型色仕上げのため処理をしていません。ここはちょっと気になる点ですね。
各種兵装
バルカンポットは、本体をガンダムマーカーEXシャインシルバーを塗り、センサー?的な2箇所はガンダムマーカーEXロイヤルレッドで塗りました。
乾燥後はリアルタッチマーカーのグレー3を塗っています。
黒光りしたいい感じのメタリック感が出るので この組み合わせはお気に入りです。
シールド
黄色の部分が一部あり、そこはシールで再現することになりますが、私はガンダムマーカーイエローを塗りました。
ただし、隠蔽力が弱い色なので下地が少し透けてしまいます。しょうがないのでこのあとのウェザリングで誤魔化しました。
ハイパーバズーカ
砲身部分をガンダムマーカーEXニューホワイトで塗りました。隠蔽力が通常のホワイトより強めですが、私の塗り方の問題でそれでも少し下地が目立ちます。
でもまあ、なんとかウェザリングで誤魔化せたかな?
また、少々入り組んだ形状を塗るので結構はみ出してます。そういった場合は乾燥後にデザインナイフではみ出した部分をカンナがけの要領で削ります。
それでもきれいにならない箇所はやっぱりウェザリングで誤魔化します。とにかく困ったらウェザリングで誤魔化します。
ビームサーベル
個人的に透明感がない方がビームぽい感じがするので、400番のスポンジヤスリで擦って艶を消しています。
HGガンダムMk2のウェザリング
初心者にもおすすめ!ウェザリングで成形色のガンプラをかっこよく質感アップ
- ウェザリング
- ガンプラ
- 作業工程
全体へのフィルタリング・スミ入れ
劇中のガンダムMk2は、宇宙から地球、そしてまた宇宙とハードな使われ方をしていましたが、今回は主に宇宙で使用している設定で製作したので、サビや土汚れなどブラウン系はあまり使用していません。
主にグレートーンのウェザリング用塗料でウェザリングをおこなっています。
まずは各パーツに、アサヒペンのクリエイティブカラースプレーつや消しクリアを吹き下準備をします。
このつや消しスプレーはコスパと品質のバランスが良く、すぐに必要な場合でも近所のホームセンターで入手できるので、仕事帰りに購入できて便利です。
つや消し後はウェザリングカラーによるフィルタリングです。今回は以下の順でウェザリングカラーを重ねていきました。
ウェザリングカラーの拭き取りや使用後の筆の洗浄には専用の薄め液を使用しています。
パーツ別のフィルタリング
白色パーツ
ウェザリングカラーのマルチグレー、シェードブルー、の順でフィルタリングをおこないました。
黄色パーツ
ウェザリングカラーのマルチホワイト、スポットイエローの順でフィルタリングをおこないました。
青色パーツ
ウェザリングカラーのマルチホワイト、シェードブルーの順でフィルタリングをおこないました。
赤色パーツ
ウェザリングカラーのマルチホワイト、ラストオレンジの順でフィルタリングをおこないました。
グレーパーツ
ウェザリングカラーのマルチホワイトでフィルタリングをおこないました。
ちなみに、グレーのパーツは主に関節パーツに使用されるため、他のパーツに比べてウェザリングカラーによる破損が起きやすいと思います。
余分な塗料は極力拭き取った上でフィルタリングをおこなったほうが安全です。
スミ入れ
ウェザリングカラーでスミ入れもおこなっています。
白パーツはマルチグレー、青色パーツのような濃い色のパーツにはマルチブラックを使用しました。
パチ組状態
1回目のフィルタリング
2回目のフィルタリング
ドライブラシ
アクリルガッシュのターナージャパネクスカラー黒銀でドライブラシを施しました。普通の銀色より落ち着いた色味で、比較的時間が経過したダメージ表現になります。
チッピング
クレオスの水性ホビーカラー焼鉄色でおこないました。
最初はエッジ部分を中心におこない、自分のイメージしているダメージ量に合わせて面に対しても施します。
仕上げ
ドライブラシでは比較的時間の経過した傷の表現となっているので、タミヤウェザリングマスターFセットのチタンを軽く塗っていきます。明るい銀色なので新しい傷の表現になります。
また、ボディの所々にタミヤウェザリングマスターBセットのススを塗り、これまでつけてきた汚れや立体感を補強しています。
あと、その時の気分の色のウェザリングカラーを薄く塗って色の変化を出しています。
これは本当に気分で色を選んでいるんですが、汚れって元地の色とは全く違う色がついていたりするので、意外と馴染んでしまったりします。
こういう点もウェザリングカラーの楽しいところですね。
そして最後につや消しクリアを吹いて完成です。
PHOTO GALLERY
画像をクリック(タップ)していただくと、大きいサイズの画像をご覧いただけます。