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HGUC MSM-07S シャア専用ズゴック 成型色ウェザリング仕上げ(ウェザリング)

HGUCシャア専用ズゴックのウェザリングに入りました。

ズゴックは水陸両用モビルスーツということで、ウェザリングが映える機体ですね。

全体を眺めながら、今回をどこをどのように汚していくのか考えるのは楽しいものです。

私はスマホで一通りのアングルの写真を撮っておいて、仕事の昼休み中なんかに検討してます。

頭部ミサイル射出口を汚す

まずは頭部のミサイル射出口にスス汚れをつけていきます。

高温のミサイルを何発も発射していれば頑固なスス汚れがつくかと思うので、射出口の周りと内部にリアルタッチマーカーグレー3を使ってスス汚れを表現します。

最終的にはウェザリングマスターで仕上げるので、今はある程度のあたりをつける感じで進めました。

頭部のすす汚れ

水汚れの表現

水に出たり入ったりしていると、水が垂れた後が汚れていくと思います。形状によって水が集中的に垂れていく場所というのは大体決まっていると思うので、そういった個所へリアルタッチグレーの1や2をチョンチョンと点状に塗って行きます。

その点を乾く前にぼかしペンや綿棒で重力方向(下ですね)に伸ばしていきます。ブルーやグリーン、ブラウンなんかを隠し味的に加えてみてもいい感じになると思います。

個人的には特に胴体のダクト付近なんかが汚れそうだと思いましたが、この辺は作る人それぞれのイメージで塗っていくのが一番ですね。

胴体部の水汚れ表現

ウェザリングの定番ダメージ表現

原作ではジャブローの洞窟内を縦横無尽に動き回っていたズゴックなので、それはたくさんの傷がついたと思います。そういったダメージ状態を、ドライブラシとスポンジチッピングで表現していきます。

前回のHGUC百式と同様に、ドライブラシはターナーのジャバネスクカラー黒銀を、スポンジチッピングには、クレオスの水性アクリルカラー焼鉄色をそれぞれ使用しました。

ドライブラシ、スポンジチッピングともに塗料はキッチンペーパーなどで、もうついてないんじゃないかってくらいまでよく落としてからおこなったほうがいいと思います。

ダメージ表現全面
ダメージ表現背面

ウェザリングカラーとウェザリングマスターで最後の仕上げ

最後の仕上げとして、泥汚れを表現するため、ウェザリングカラーのグランドブラウンを全体(足回りは少し多めに)に塗り、キムワイプで拭き取りました。

その後、退色を強調するためウェザリングカラーのマルチホワイトを退色させたい部分にサッと塗っています。

先程リアルタッチマーカのグレー3を塗った頭部ミサイル射出口や、各部位のエッジ部分にはウェザリングマスターBセットのススを塗って黒味を補完します。

また、ドライブラシやスポンジチッピングをおこなった部分には、ウェザリングマスターFセットのライトガンメタを少々加えて新旧のダメージを表現しました。

他にフィーリングでウェザリングマスターFセットのカッパーなんかも塗っているんですが、その時のノリで塗ってたものでどこに塗ったのか覚えてません…

でも、ここまできたら後は自己満足の世界なので、みなさんもその時の感覚で色んな色味を試していただければいいと思います。

予想外の色の組み合わせが、グッと来る色味になることもありますしね。

HGUCシャア専用ズゴックの事務撃破ポーズ
HGUCシャア専用ズゴック完成2

そんなこんなでHGUCシャア専用ズゴック完成しました。

完成品の写真はこちらに掲載してますのでよろしければ御覧ください。