HGUC MSN-100 百式(REVIVE)
成型色を活かしたウェザリング仕上げ(1)
ランナー状態である程度の作業は進める
HGUCリバイブ版の百式は、外装部分のほとんどの箇所がアンダーゲートと呼ばれるゲート跡が目立たない構造になっています。
なので今回は仮組はせずに、ランナー状態のまま、スミ入れやウェザリングカラーによるフィルタリングをおこないました。
これがウェザリング仕上げの第一段階となります。
まずは各ランナーにスミ入れをおこないます。スミ入れはクレオスのガンダムマーカー流し込みスミ入れペンを使いました。
ランナー状態だとスミ入れしにくい動力パイプなどのパーツについては、切り離してから作業しました。
モールドからインクがはみ出した部分については、メラニンスポンジでこすって消します。こすった後はスポンジカスが付着しているので一度ランナーを洗ったほうがいいでしょう。
ウェルドラインをどうするか
金色の成型色は通常の成型色に比べウェルドラインが目立ちますね。このウェルドラインを極力目立たなくするため、この後ウェザリングカラーによるフィルタリングをおこないます。
そのウェザリングカラーを定着させやすくするため、まずはつや消しクリアを吹きます。
私はつや消しクリアにアサヒペンのクリエィティブカラーを使っています。
ほんとはクレオスの水性プレミアトップコートを使いたいところですが、気軽に買えるお店が少ないのと懐が…。
それに対してクリエイティブカラーは、近所のホームセンターでも売っていて、容量に対してコスパがいいんです。質については若干キメが荒い気もしますが、気楽に作っている私からすれば十分です。
リアルタッチマーカーを活かすためのウェザリングカラー
寒い季節なので、3時間ほど乾燥させた後、ウェザリングカラーのマルチホワイトを敢えてムラができるようにかなり大雑把に塗っていきます。
このムラが、この後リアルタッチマーカーで塗る際に、いい味を出すポイントになります。
また、上述のウェルドラインを目立ちにくくする効果もあります。
ちなみに、この作業では百均の筆の面相筆を使用しています。
ちょっと考えればわかることでしたが、ちっとも考えずに塗っていたので足裏の肉抜き穴に、ホワイトの塗料が溜まってしまいました。これはちょっと悪目立ちしそうなので、あとでウェザリングカラーのマルチブラックを塗ってごまかします。
足の裏はほとんど見えないんですけどね。まあ、なんとなく。
さて、次はリアルタッチマーカーによる基本塗装をおこないます。
ここから、段々と質感が出てくるかと思いますので、よろしければまたご覧ください。
この記事HGUCリバイブ版百式製作工程(1)です。