ガンプラHGUCシャア専用ズゴック、成型色を活かした無塗装ウェザリング仕上げ
今回はHGUCシャア専用ズゴックを製作しました。2001年2月発売ということなのでかれこれ20年以上前のキットということになりますが、広い可動域にパーツの色分けや細かなディティールまでしっかりしていて、とてもそんな昔のキットとは思えない出来の良さでした。
そんなHGUCシャア専用ズゴックを、今回も成型色を生かしながら部分塗装とウェザリングで仕上げました。
HGシャア専用ズゴックと関連するMS製作記録
様々な工作処理の練習にピッタリ!
しかもお安い!!
ほどほどにある合わせ目箇所も処理しやすい場所にあり、合わせ目消しの入門にはちょうどいい感じです。
ただ、関節が少々ゆるいのか、腕をあげた状態を保持しにくいのがちょっと気になりました。この辺はちょっと対策を考えないといけないかもしれません。また、モノアイがシールというのも少々味気ない気がしたので、少しでもアクセントになるようシールに色を塗ってみました。まあ、これについてはちょっと「う〜ん…」な感じになってしまったので、今後の課題ですかね。
とは言え、全体的に見てこのクオリティーで770円ってのは本当に驚きです!
水陸両用MSは汚し表現にピッタリ!
さて、ズゴックと言えば水陸両用MSですが「かなり過酷な使われ方をしてたんだろうな〜」と考え、今回はウェザリングを強めに施し事にしました。いくらシャアと言えども、南米アマゾンで運用すればそりゃ汚れると思うんですよね。ジャングル進んだり、アマゾン川潜ったり、洞窟内の基地で戦闘したり、地下水脈から脱出したり、しかもそれ以前から海なんかでも使用しているかもしれないし。
そういう状況をイメージしながらのウェザリング作業は本当に楽しい時間でした。ただ、そうは言ってもシャア専用というフィルターが無意識にかかってしまったのか、完成品は思ったよりおとなしい汚しに落ち着いちゃったかもしれません。今後もし量産型ズゴックが手に入ったら今度こそ、スクラップ寸前状態のウェザリングに挑戦してみたいですね。
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