HGUC MSM-07S シャア専用ズゴック 成型色ウェザリング仕上げ(部分塗装)
HGUCシャア専用ズゴックの成型色を生かしつつ、部分塗装やウェザリングで仕上げていきます。
ズゴックの特長的なクローをもっと鋭く
前回の作業で合わせ目消しも終わったので、今度はズゴックの特長でもある、クローの先端をシャープにしていきたいと思います。
クローの先端部分を、3Mのスポンジヤスリ300→400→800→1200の順でヤスリがけします。あまり先端が鋭すぎても突いたときに折れやすそうな気がしたので、ほどほどに尖ったところで止めておきました。
左が加工前、右が加工後です。
部分塗装
続いて部分塗装をおこないます。すでに先行してコックピットハッチをガンダムマーカーのホワイトで白くしましたが、その他の塗装個所として、頭部ミサイル、クローと腕の接続部、足裏のスクリューとボルト(?)、股下のダクト(?)をガンダムマーカーEXシャインシルバーで塗りました。
部分塗装はちょっとの手間で見た目がグッと良くなるので作業も楽しいですね。
マルチホワイトでフィルタリング
続いてははフィルタリングをおこなっていきますが、まずはここまでの段階で一度つや消しクリアを吹いて、状態を保持しておきます。
ちなみに私は、つや消しクリアにはコスパの良いアサヒペンのクリエイティブカラーを使用しています。
2〜3時間の乾燥後、まずはクレオスのウェザリングカラーマルチホワイトで全体を大雑把に塗りました。
大雑把に塗った後にキムワイプなどであえて色むらを作るイメージで軽く拭きとります。
フィルタリングの色むらを生かした塗装
ウェザリングカラーマルチホワイトによるフィルタリング後は、各パーツにリアルタッチマーカーを塗っていきます。
先程あえて色むらを作るように拭き取ると書きましたが、フィルタリングによる白い色むらの上からリアルタッチマーカーの色を乗せることで、いい感じの色むらが表現できると思います。
使用したリアルタッチマーカは以下の通りです。
- ピンクのパーツにはリアルタッチピンク
- 赤のパーツにはリアルタッチレッド
- グレーのパーツにはリアルタッチグレー1
- モールド部分には、ピンクのような明るいパーツではリアルタッチグレー2、赤のように暗いパーツではリアルタッチグレー3を使用しました。
パーツへリアルタッチマーカーを塗った後は、塗料が完全に乾く前にキムワイプで拭き取ったり、リアルタッチマーカーのぼかしペンでグラデーションになるように調整していきます。
ちなみに、私は上記以外にも自作のぼかしペンを使っています。
ここまででベースとなる塗装は完了しました。
早くウェザリングに入りたいところですが、その前にずっと喉に刺さった魚の骨状態だったモノアイ部分の対応を進めたいと思います。